神社での不思議体験。神様って本当にいるのかもって思った話
以前のブログにも書きましたが、私は桜井識子さんの本もブログも大好きです。
識子さんのブログに出会って、神様は本当にいらっしゃるんだなと分かりましたが、これは10年近く前の話で、まだ神様がいるとは信じ切っていなかった頃の話です。
綱敷天神社との出会い
私が大阪に住んでいて、梅田のロフトへ向かっていた時のことです。
真っ赤なコートを着た若い女性が、私の視界にパッと入り混んできました。
原色のままのドギツイ赤。
でも、小柄でかわいらしく華やかな雰囲気の彼女には良く似合っていて、まわりが一瞬にして白黒になって、彼女だけが真っ赤に浮き出して見えるくらい目立っていました。
赤信号で待っている間、どこかへ向かっている彼女をぼーっと見つめていました。
すると、その女性は直線道路の途中でフッと消えたのです。
あれ?と思い、信号が青に変わるのと同時に、彼女が歩いていた歩道へ走りました。
何もないと思っていた歩道の通りに階段があり、鳥居が見えます。
これが網敷天神社との出会いです。
それまでに何度も、その通りは歩いたことがありましたが、神社があるなんて全然気づきませんでした。こんな都会のど真ん中に、しかも道路端に神社があるなんて驚きです。
私はもともと神社仏閣が好きだったので、迷わず神社への階段を上がっていくと、その女性はお参りを終えたのか、おみくじを見ていました。
(関係ないですけど、神社のおみくじって、わざわざ社務所の人を呼ばないといけないのが私はイヤなんですが、こちらの神社ではおみくじの機械に100円を入れると、ピンポーンと音がしておみくじを授かれます。ガチャガチャみたいなシステムですね。他の神社もこれにしてくれれば気兼ねなくもっとおみくじをいただきやすくなるのに...と個人的には思っています。大きな神社なら社務所でも気兼ねなくお願いできるんですけどね。こじんまりした神社だと、わざわざ私のために締めている窓を開けてもらうのが申し訳なくて^^;)
私が上がってきたことに気づくと、その女性はにこっと笑い、軽く会釈をして神社の階段を降りていきました。
10代後半か20代前半の若い女性なのに、珍しく丁寧な人だなと思いつつ、 せっかくなので参拝することに。
階段をのぼって真正面にあるのが本殿?なんですが、なぜか私は左側にある末社?にひかれました。
由緒書きを見ると、玉姫稲荷神社といい、女性を守ってくださる神様とのことでそちらを参拝し、失礼ながらご本殿へは手を合わせませんでした。
仕事が上手くいきますようにと祈念し、社務所でお守りをいただきました。
(以後、何度もお参りに上がっていますが、お留守のことが多いです。授かりたいお守りがあれば郵送してくださいます)
おみくじをひくと、大吉。
『思いのままになるでしょう』という内容。
それを見ただけで嬉しくなり、来たかいがあったなと思ってしまいます。
玉姫稲荷神社の近くには牛の像があり、悪い所をなでると治してくださるそうです。
私は鼻炎持ちだったので、お鼻をナデナデさせてもらいました。
ご利益?仕事でミラクルが起こり、大出世をとげる
まだ独身だったころの私は、簡単に言えば営業職。
数字に追われる毎日でした。
綱敷天神社に参拝したときにもイベントが近々あり、そのイベントの成功をお願いしました。
その当時の仕事のことをサラッとお話すると、半期ごとに査定があります。
査定内容は1に数字。2に数字。
数字が全て。
昇進するためには、目標金額をクリアすれば面接や筆記試験を受けるチャンスもありますが、まずは売り上げをクリアしないとどうにもならない仕組みでした。
で、その時の状況は、イベント終了後がちょうど半期の区切り。
目標金額には到底届きそうもなく、同期に近況を聞かれたときにも
「今度のイベントで奇跡でも起こらないとムリだね」
なんて話していました。
でも、起きたんです。そのミラクルが。
私はその会社の最年少記録で、とある役職につきました。
(1部上場企業でそこそこ大きな会社でした)
でも、これは実力というよりも完全に運。
イベント終了後の最初の休みに、お礼参りに上がりました。
そしてことあるごとに玉姫稲荷神社にお参りし、お願い事を叶えていただきました。
私は子供の頃から神社やお寺が大好きでしたが、正直、願いが叶ったことはありませんでした。
だから、この神社のパワーはスゴイ!神様ありがとう!と初めて思わせてくださった神社でした。
願い事を拒否される
大出世を遂げた後も、私の仕事は順調でした。
役職がついても数字を落とせば降格になってしまいます。
それをキープするだけでも結構ヘビーな数字でしたが、危なくなるとミラクルが起こる。
そのおかげで降格になることもありませんでした。
『玉姫様にお願いすれば、私は大丈夫』
そう思ってしまうほど、私の拠り所になっていました。
そんなある日...。
私は恋のお願いへ出かけました。
当時私には遠距離恋愛をしている彼がいて、ケンカの真っ最中。
仲直りをしたいけれど、連絡が取れない状態。
そこで私は、いつものようにお願いをはじめました。
「いつもお守りくださり、ありがとうございます。今日はお付き合いしている彼と仲直りがしたくてお願いに来ました。私は彼と結婚をしたいと思っています。どうか彼と結婚して幸せになれますように」
そう心の中で言い終わったとたん、
ビュワーーーーーーーーーーッ
と突風が吹きました。
立っているのがやっとなほどの強い風で、2,3歩後ろへ押し戻されました。
神社の鐘や、絵馬がぶつかり合ってカラカラカラと音をたてます。
台風でもなかなかあれほど強い風は吹きません。
しかも、その日は良く晴れていて、そよ風すら吹いていないくらい穏やかな日。
その突風のあとも風が吹くことはなく、風が吹いたのはその1度キリでした。
なに今の.....?
神様に怒られたような気分になった私は、そそくさと帰りました。
コワい。
いつもならお参りのあとにお御籤をひいて帰るのですが、良くない結果出るような気がして怖くて引けませんでした。
長くなったので、続きます。
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