妻に龍が付きましてを読んだ感想・考察
小野寺S一貴さんのご著書。
「妻に龍がつきまして」
を拝読しました。
一言で感想を言うと、
この本に出合えてよかったーーーーー!!!
です。
この本を読むと、
どうして神様が人間の願い事を叶えてくれるの?
が分かります。
この疑問や仕組みに関しては、桜井識子さんの本やブログで教わったことと内容はほぼ同じでした。
ただ、桜井識子さんは神様から聞いたお話をされていますが(ときどき眷属もあります)、小野寺さんのお話は、龍(眷属)がされているので、話す視点が少し違っていて、面白おかしくサクサク読めました♪
以前、「龍が付く人は人生の浮き沈みが激しくなる」と聞いたことがあり、龍はなんとなく敬遠していたんですが、私にも龍さんついてくれないかな?と思えるお話でした。
簡単に流れを説明すると、小野寺さんの奥様に龍がついています。
タイトル通りですがw
奥様はには昔から不思議な力があったんですが、ある日突然龍の言葉が聞こえるようになったところから物語(実話)が進んでいきます。
なぜこの龍(ガガという名前)が奥さんについているのか?そこを紐解いていくと、どうすれば龍や神様に助けてもらいやすくなるのか?が分かりやすく書かれています。
衝撃を受けたのが、龍は幾千万億も存在しているんだそうです。
しかも、日本やアジアが大好きで、日本には特に多くの龍がいるらしい。
だから、「選ばれし者にしか龍はつかない」なんてことはなく、龍は良い人がいないか探し回っている状態なんだとか。
なぜかというと、龍の食べ物が人間のワクワクした心だというのです。
それから、興味深かったのが、せっかく龍がついてくれても、祈りの心を無くしてしまったり、存在に気づいてもらえないと、龍は消滅してしまうんだそうです。
そこで龍神が人間に存在を気づいてほしくて送るサインが、
- 小さな願いがちょこちょこ叶うようになる
- 8の数字をよく見かける
- 龍の絵や文字を見る
- 虹
- 聖域での突然の風
- 神社参拝のあとのにわか雨
- 龍の形をした雲
こんなサインがあれば、自分を守ってくれている龍神があなたのそばにもいるかもしれません。
スピリチュアルっていうと、危ないとか、胡散臭いとかそれだけでイヤな顔をする人もいますが、目に見えないものを信じることで、人生を豊かにしてくれると私は思っています。
たとえば、この龍神が送ってくれるサインにしてもそうです。
空を見上げて、
「龍雲でてないかな?」
とか、
「なんか最近8をよく見るな。まさか龍が?!」
なんて思うと気持ちがワクワク弾んできます。
空をゆっくり見上げたり、爽やかな風を感じたり、大人になってからは忘れていました。
神様は本当にいるんだなと信じるようになってから、心が研ぎ澄まされてなんでもない日常に幸せを感じるようになりました。
本にも書かれてありましたが、目に見えないものを意識するのは自分を見つめることにもつながります。
桜井識子さんの見解との相違点
桜井識子さんも、小野寺さんもご自身の見解というよりも、神様や龍神様から聞いたことを書いていらっしゃるので相違点というのもちょっと違うかもしれませんが...。
あれれ?
と思ったところがありました。
それは、小野寺さんの本では、寂しい神社をみつけたらチャンスと書かれていたことです。
なぜ寂しい神社をすすめているのかというと、大勢の人が押しかけている神社よりも、すいているところの方が神様に目をかけてもらいやすいからということですね。
具体的にいうと、
人気の神社は神様がお腹いっぱいなのに、次々にいろいろな人がごはんを持ってきてお供えしている状態。
寂しい神社であれば、神様が空腹のところにご飯をもってきてくれた!うんめー!!ありがとうそこの人!!!
って感じに、神様により喜んでもらえるということらしいです。
でも、寂しい神社はなぜ寂れてるのか?をしっかり見極めないと危ないと思います。
あまり人のいない寂しい感じの神社でも、「なぜこんなパワーを持った神様が?」というパターンもあるそうですが、なかには「神様でないもの」が入っていたり、「空っぽ」な神社もあるんだそうです。
霊感がある人なら見分けが付くかもしれませんが、素人があちこち寂れた神社を探し歩くのはリスクもそれなりにあるのではないかと感じました。
人気な神社は願事が叶うから人気なのでしょうし、『寂しい神社だけど、ちゃんと神様がいる』ところをピンポイントで探すのは私には難しいように思いました。
予言について
私がこの本を読んでウオォォォォーと、1番心にグッときたのが、予言の考え方についてです。
占い師の予言や『おみくじ』なんかもそうですが、悪い予言は当てるためにするのではないそうです。
「西暦1999年に世界は滅亡する」というノストラダムスの大予言はあまりに有名ですが、言ったとおりにならなければ「なぁんだ、ハズレたじゃん」で終わりです。
でも、このハズレたのは、予言があったからこその結果だと小野寺さんの本には書いてあります。
たとえば、一心不乱に勉強している受験生に
「あなたは絶対、○○大学に合格できますよ」
と予言したとしましょう。
そう言われた受験生は気を抜いて、それまでの必死さをなくしてしまうのではないでしょうか。
つまり、結果が分からないから努力するのであって、未来を教えることがその人の成長に必ずしも良い影響を与えるわけではないということです。
だからノストラダムスの大予言は外れたのではなく、人間が意識を変えることで最悪な状態を回避できた。この予言が世界を救ったのだと書かれてあります。
未来は良くも悪くも、自分の意志で変えられるものなんですね。
それから、運を良くしたいなら、風水よりも掃除ともかいてありました。
耳がイタイですw